一般歯科・小児歯科|天神橋筋六丁目(天六)の歯医者「NAO(ナオ)デンタルクリニック」

一般歯科・小児歯科

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むし歯は早めの治療が大切です

むし歯は、ごく初期の状態であれば削らずに治癒することもできますが、多くの場合は治療をせずに放置していると、侵食が進んでいきます。状態が進むほど歯の健康は失われていきますし、痛みが発生して辛い思いをすることになり、治療のために費用も時間も多くかかります。また、歯を失った場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの方法で補うことになりますが、天然歯に勝るものはありません。

むし歯は、プラーク(歯垢)の中で繁殖した細菌が、食べ物のカスなどにある糖分を分解して出す酸で歯が溶けていく病気です。歯の表面にあるエナメル質が微小に溶かされたごく初期の状態であれば、適切なケアをすることで歯は再石灰化して治癒することもできます。
しかし、それ以上に進行すると歯を削る治療を行うことになり、削った歯は寿命が短くなります。そのため、わずかでも黒ずみや痛み、しみる感覚があった場合、できるだけ早めに当院にご相談ください。

できるだけ歯を削らない治療

正確な削りを可能にする拡大鏡を使用

むし歯は、放っておくと歯をどんどん溶かしていきます。進行するといずれは神経にダメージを与えますし、歯のほとんどを溶かしてしまうこともあるので、悪い部分を削って取る治療を行っています。しかし、歯は削る量が多いほど寿命が縮んでしまい、歯を失うリスクを高めます。そのため、当院では患者さんの歯をできるだけ削らず、そのうえでむし歯をしっかりと除去するために、拡大鏡を使って治療を行っています。当院が使用する拡大鏡は2.5~6倍の視野が得られるので、感染した部分と健康な部分をしっかり見分けて治療することができます。
また、被せ物や詰め物の成形や調整にも拡大鏡を使用して、患者さんに精度の高い治療をお届けしています。

むし歯の進行

再石灰化が期待できる初期のむし歯(C0)

感染はしていますが、まだダメージが少ない状態です。歯に穴は見られませんが、表面にツヤがなく濁った色になります。自覚症状が無いので気づきにくいですが、ここでケアをすれば歯を再石灰化して削らずに治癒することができます。フッ素配合の歯磨き剤を使うこと、歯科医院で定期検診を受けることで、早い段階で食い止められるよう努めましょう。

痛みのない小さなむし歯(C1)

歯の表面のエナメル質が部分的に溶けてしまい、小さな穴が空いた状態です。まだ自覚症状はありませんが、患部が黒ずんで見えるので注意深く見ていれば見つけることは可能です。
この段階では削る量も少なく、レジンというプラスチックを詰めて治療を終えられますから、痛みもなく、時間や費用の負担も大きくはありません。

冷たい物がしみたり、痛みを感じたりするむし歯(C2)

エナメル質の内側にある象牙質までむし歯が侵食した状態です。冷たいものや熱いものを食べるとしみますし、痛みもあり、患部の黒ずみも明確になります。
患部が小さければ削ってレジンを詰める治療で済みますが、大きいとインレーという詰め物を作ることになり、治療の時間や費用が上がります。悪化する前に早めに治療を受けましょう。

神経まで進み、激しい痛みを感じる大きなむし歯(C3)

歯の神経(歯髄)までむし歯が到達した状態です。表面に見える穴が小さい場合でも、内部で炎症が起きることもあって激しい痛みに悩まされる可能性が高くなります。
この段階になると、神経が入っている根管を治療する「根管治療」が必要です。また、治療の後はクラウンという被せ物で患部をカバーすることになります。

歯の根だけ残った末期のむし歯(C4)

歯のほとんどがむし歯の酸で溶かされてしまい、歯の根の部分までむし歯が侵食しています。神経は死んでしまって痛みが無くなることが多いですが、根の部分で感染が起こっている場合は痛みが続くケースもあります。
ほとんどの場合、抜歯以外の選択肢がなく、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどで機能を補うことになります。

お子さんの歯をいつまでも
健康に保つ小児歯科

子どもの歯はエナメル質や象牙質が薄く、柔らかいこともあってむし歯にかかりやすい特徴を持っています。また、むし歯にかかった際は進行が早いので、保護者の方には油断しないように観察することを呼びかけています。
「乳歯ならどうせ生え変わるからむし歯になっても良いのでは?」といった質問をいただくこともあります。しかし、むし歯ができやすい環境を放置すれば永久歯もむし歯にかかりやすくなりますから、乳歯の段階からお口の中をキレイに保つ習慣を付けましょう。

当院の小児歯科では、歯が生え始めたころから13歳くらいまでを対象として、治療や予防を行っています。将来の歯並びを見据えた小児矯正も行っていますので、歯が生え始めたらまずは当院にお越しください。適切な予防の習慣を付け、子どもたちの大切な健康を守っていきましょう。

また、当院の特徴として、写真のように天井にモニターを設置しており、処置の様子を患者さんが見られるようになっています。
これがあることで、お子さんはモニターの画面に夢中になり、おとなしくしていてくださるため、スムーズに処置を進められるようになっています。
お子さんも保護者の方も安心して治療を受けていただきたい、という当院の想いは、こんな形でも表れています。

むし歯から守るための
小児歯科メニュー

ブラッシング指導

当院では、お子さんの成長やお口の中の状況に合わせたブラッシング指導を行っています。また、保護者の方への仕上げ磨きの指導も丁寧に行っています。お子さんのお口の中を清潔に保てるように当院と一緒に頑張っていきましょう。

フッ素塗布

フッ素を歯の表面に塗布すると、むし歯を防止する作用があります。お子さんの歯は非常にむし歯にかかりやすく、かかった場合の進行も早いですから、定期的にフッ素塗布を行ってむし歯を予防しましょう。

歯の矯正は子供のうちに

当院では、小児矯正も行っております。
子供のうちに矯正治療を行うことは「かみ合わせ」「歯並び」の改善だけではなく、大人になってからでは難しい骨格の問題の改善にもつながります。
将来ご自分のお子さんに健康で整った歯並びをプレゼントしたいと考えている保護者の方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

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