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爪楊枝は歯に悪い…!?
こんにちは。大阪市北区の歯医者、NAOデンタルクリニックの衛生士の林です。
みなさんは歯にものが詰まったとき
爪楊枝を使うことはありませんか?
『最近、歯の間によくものが挟まるようになった』
と言う方は虫歯や歯周病が疑われるのでご注意を。
今や便利な爪楊枝ではありますが、
“爪楊枝は歯に悪い”とも言われています。
……なぜでしょう?
爪楊枝では食べかすをむしろ奥に押し込んでしまう
危険があるからですね(^o^
そうなると当然歯肉にはよろしくない(笑)
こう考えるとデンタルフロスも使い方を間違えると
押し込んでしまう危険性がありますので
気をつけないといけません。
歯と歯の間が緊密に接触しておらず、食べものが
つまりやすくなっている場合、当然フロスも
入りやすくなっています。
“歯と歯の間にものがよく詰まる”症状がでてきたら
それは“歯と歯の間に汚れがたまりやすい”状態に
なっていると考えられます。
爪楊枝では詰まっている“異物感”はとれても
歯面についた“汚れ(=歯垢)”はとれません。
そこで隙間ができてきたら爪楊枝だけでなく
『歯間ブラシ』の使用を推奨しています(^-^)
日々のブラッシングという観点からも、
歯ブラシだけのブラッシングと比べると
歯ブラシと歯間ブラシの組み合わせが
一番効率よく汚れを落とすと言われています。
歯間ブラシやフロスで歯と歯の間の汚れを取り、
歯肉の状態をも健康に保つことが
歯周病の『進行を食い止め』さらにその先の
『予防』にも繋がっていくと考えます。
当クリニックではご自身の隙間のサイズに合った
歯間ブラシの紹介や使い方をお伝えさせていただい
てますので、是非定期検診にお越しください(^-^)/