一生持つ歯
こんにちは!衛生士の尾崎です☺︎
今年も残りわずかとなりました!11月のスタートです🍂
皆さんいかがお過ごしでしょうか?そろそろ寒くて布団から出たくない、ツライ季節になりますね(笑)
さて、本日のブログはサメの歯についてご紹介します^^
最近タイミングよくサメの映画を観ていたので(笑)
サメの歯って何本あると思いますか?
およそ200本くらいだそうです!(もっと多いサメもいるそうです)
あんなギザギザの歯がこんなに沢山…!恐ろしい(_)
人間の歯は乳歯から永久歯に1回だけ生え変わりますよね。では、サメの歯は生え変わるのでしょうか?
……実はサメは何度でも歯が生え変わるのです!!
1つ抜けると待機していた次の歯がすぐに出てくる仕組みになっていて、なんと一生のうちに2万本くらいの歯が生え変わるそうです(´⊙ω⊙`)
人間の歯は顎の骨(歯槽骨)に支えられているのと、歯の根の周りも歯根膜という膜で覆われています。
ではサメの歯はどうなのか?
サメの歯は歯槽骨で支られているわけではなく、歯根膜もないので抜けやすい性質になっています。
なぜこのように抜けやすいようになっているかというと…
サメは獲物に噛みついて食料を確保します。鋭い切れ味の良い歯がないと海では生きていけません。
噛みついたりしていくうちに鋭い歯は欠けたり、切れ味が悪くなってしまいますよね?包丁みたいに。
なのでサメは生きていくため、いつでも鋭い歯があるように何度も生え変わるらしいです。
……羨ましいと思った方もいるのではないでしょうか(笑)
虫歯や歯周病で歯を失ってしまった方は「サメはまた歯が生えてきていいな~」と思っていませんか?
確かに何度でも生え変わるのでサメにインプラントや入れ歯は必要ないでしょう(笑)
でも、人間の歯は一度しか生え変わりはありませんがサメとは違い「一生持つ歯」です。しっかり自分の歯のお手入れを欠かさなければ今ある歯は一生使えるのです。
そして人間は生きるために食べるだけではなく、食事をする楽しみもあります。外食する予定があったりすれば、その日仕事も頑張れます。(私だけですか?)
そのためには健康で噛める歯はとても大事なのです!
そう考えると、歯根膜のおかげで食べ物の食感を楽しんだりできる人間の歯の方が、何度も生え変わる事ができるサメの歯よりも価値があるのでは?と私は思いました。
(歯根膜には、触覚や痛覚などの感覚があるので食べ物の硬さや微妙な感触、刺激を感知して脳に伝える働きがあります。)
今日はサメの歯のお話と人間の歯の大切さでした。
皆さん、歯はちゃんとメンテナンスすれば一生物です!
メンテナンスのことならナオデンタルクリニックへ😀
お待ちしております!