タイトル『8020』〜前編〜
こんにちは衛生士の玉井です。
もうすぐ敬老の日。。
おじいちゃんおばあちゃんを敬う日です(。◕‿◕。)
皆さんは『8020運動』をご存知ですか?
80歳になっても20本以上の歯を残そう!という活動で、今から35年前の1989年に始まりました。🦷
親知らずを入れない場合、多くの方は永久歯が28本あります。
そもそもナゼ『80』?『20』??
数字の意味はなんでしょうか。
『80』。この活動が始まった当時の平均寿命が男性75.9歳 女性81.8歳
男女合わせた平均寿命に相当します。
『20』。20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食品を満足に噛める事が科学的に明らかになっています。
自分の歯で「噛む」という事 は
・唾液の分泌
・脳の活性化
・免疫力の向上
・胃腸への負担軽減
などなど、とても重要な役割があります。
『8020』の意味がわかった所で、運動の達成率について見てみましょう(◔‿◔)
1989年活動が始まった当時の達成率は10%未満。10人に1人も達成できていませんでした。
最後の晩餐何食べたい?って考えるよりも最後の晩餐何なら噛める?と心配しないといけないかもですよ(。ノω\。)
私は焼き肉でお腹いっぱいになりたいです(笑)
1999年の達成率15.3%
2005年の達成率24.1%
2011年の達成率38.3%
そして活動開始から27年の2016年達成率が初めて50%を越え51.2%。
2人に1人が達成できました(☉。☉)!
27年の頑張りはスゴいですね。
そしてこの年厚生労働省と歯科医師会は新たな目標を掲げます。
『6年後の2022年には8020達成率を60%にしよう』というものでした。
…その結果皆さんも気になりますよね?
…2022年の達成率51.6%。
6年で0.4%しか上昇していません。
今までの流れからいくと6年で10%位上がるはずだったのに…
ナゼなんでしょうか?
それは、永久歯が生えてから目指すものではなく、永久歯が生える前から。がポイントなのでは??と私は考えています。ᕙ( • ‿ • )ᕗ
【人生100年時代】私たちと一緒にお口の健康を考えてみませんか(◍•ᴗ•◍)🦷
後半へつづく